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ロイ神父のお話
2003年 みのわMAC25周年 感謝の集い
 
 
〇ロイ・アッセンハイマ―神父のお話
 
おはようございます、依存症のロイです。
 
25年になったね。不思議だ。私もアメリカから帰ってきて大宮ハウスに入っていました。1976年、僕は「ゲストハウス」というアメリカの神父専門のアルコール中毒施設に入れられた。
 
そして12月に戻って来てスリップして、それで大宮ハウスに入った。だから私は山本さんとミニーさんといろんな古狸と一緒に暮らしていた。
 
25周年の6月29日。この日はメリノール宣教会の創立記念日。93年目です。
 
だから6月29日は非常に意味のある日付です。
 
そして26年前の今日は、札幌で初めてのAAミーティングが始まった。
 
私が札幌にいる間に「三ノ輪MAC」が始まったが、その当初に私はいなかった。
 
でも時々、札幌から東京に来て最初の頃のいろいろな事件の時、私もいました。
 
メリノール宣教会の主な目的はやはり宗教的な事ですけれども、メリノール会は宗教的な事だけじゃなくてやはり貧しい人、困っている人、人間疎外の人達のために働く。だからせっかくミニーさんはアルコール中毒になって、私もアルコール中毒になって博士、パットホフマン神父、もう一人、日本人の田中道雄神父さん、最初はメリノール会の神父がMACに貸してくれた。
 
私にはすごく大きな恵み。私のアルコール中毒は私の大きな恵みです。私がアルコール中毒にならなければ、あなた方を知らない。私は素晴らしい命を感じる事が出来なかったと思います。ただの面白くない神父になっていたでしょう。
 
でもやはり12ステップの生き方によって私は解放されて、自分らしく生きることが出来るようになった。三ノ輪MACの模範をもって、その後は札幌でMACを作りました。札幌MACは三ノ輪MACの娘です。横浜MAC、大阪MACは三ノ輪MACの娘です。全国に段々広がってきました。
 
それで副産物もある。三ノ輪MACのおかげで1986年にダルクが生まれた。
 
また山本さんが最初にメリノール・アルコール・アシスタンス・プログラム(MAAP)の事を話した。
 
名刺が必要だからまだMACが無いうちに、MAAPを作った。MAAPという事務所がなかったから、その名刺を出した。
 
この時、ほとんどお金が無かった。それでメリノール会は2万5千ドルくれた。今の時代では大したお金じゃないけど、当時は1ドルまだ300円台でした。今1ドルは大体100円。でも時間が経って5年間で段々赤字になって、結局2,300万円の赤字になった。メリノール会はその2,300万円を貸してくれた。毎年1万ドルを返しても何十年とかかる、でも3年後に30万ドルを返した。私は呼ばれて「あなた達は素晴らしい仕事をやっているから、残っている7万ドルは返さなくても良い」と云ってくれた。だからメリノール会はあなた方のやっている事にすごく関心をもっている。
 
最初、ミニーさんに云った。「これをどういうふうに支払ったら良いだろうか?」
 
するとミニーさんは「これは私の問題じゃない。ハイヤーパワーの問題だ。もしハイヤーパワーがMACを欲しいなら、それはハイヤーパワーの責任だ。私たちはハイヤーパワーと協力しているだけ。もしMACがダメになったらそれはハイヤーパワーのせいだ。」
 
すごい考え方だね。第3のステップ。
 
私も同じような考え方が出来ました。お金がいつも足りない。いつも新しいMACまたはダルクをつくる時、今は全国50カ所以上あるね。
 
お金なし、予算無し、細かい計画なし(笑)。
 
でもやり始めるね。だからバカみたい。でも本当にそれが素晴らしいやり方。
 
私たちの弱さが役に立つ。やはりハイヤーパワーに頼って、結果はこれだ。
 
私はお金のことは心配しない。お金は無い方が良い。貧しい方が良い。
 
たくさん入ってきたらやはり贅沢になるでしょう。でも、それは別の話になる。
 
このスライドを見ながら私は第8ステップを考えていた。
 
埋め合わせのステップですけど、私は埋め合わせを結構やりました。感謝のステップだ。良くやってくれた人たちを思い出してありがたい気持ちになっている。
 
まず、三ノ輪MACをはじめ、山谷(さんや)MAC、全国のMACのスタッフに感謝しています。本当にありがとうございました。やはりお金よりもスタッフの熱心さと、エネルギーと、もちろんハイヤーパワーの力が、お金よりも大切だ。だからMACは成功しています。また、メリノール会の伊藤照子さんにすごくお世話になった。今、南米に居ます。また、ピーター田中神父。彼は英語が良く出来たから、彼は本当にハイヤーパワーだね、彼はAAの本、一番大切な本とパンフレットを翻訳して、出来上がってから死んだ。本当に感謝しています。よくやってくれた。
 
博士、パットホフマン神父。彼は若い時に珍しい病気で死んだ。やはり人と付き合うとすごく親しみを感じる。メリノール会のグリム神父さんはMACの女性のハウスをやり始めた。彼自身はアルコール依存症じゃないから大変だったと思います。今、グリム神父さんは全国のカトリック新聞の編集長をしています。これからまだまだお世話になると思います。今日の事は来週のカトリック新聞に載ると思います。
 
関係者に感謝しています。すごく大きな力になりました。福祉の方々、病院の方々、保健所の方々がすごく大きな力になった、
 
また教会がよくお金を出してくれた。スピリチュアル、霊的に神父さん達、シスターさん達がいろいろ教えてくれたと思います。神父さん達は、特にAAをすごく大好きです。なぜならミーティングが終わったら、すごくよく掃除をしてくれる。婦人会もうれしい。
 
だから神父さん達はAAが好きだった。後片づけてをしてくれるから。
 
また死んだ仲間も、スタッフもいる。「レインボー」は癌で死んだと思います。三ノ輪MACの職員でした。また「スティーブ」。彼は若い時に死んだ。もちろん田中神父、僕の脳ミソはちょっとおかしいから皆は思い出せないけれども、亡くなったスタッフの為にも祈りたいと思います。
 
また、AAにお世話になりました。たくさんのAAメンバーが協力してくれた。
 
自分自身の回復、メッセージをMACに伝えてくれた。
 
また、ハワイのAAメンバーが非常に大きな力をくれた。それによって私たちの考え方が広くなりました。ミニーさんはよく仲間をハワイに連れて行って、AAのラウンドアップとかコンベンションに連れて行って、もっとグローバルゼーション、それによってもっと広く広く考えることが出来る。「日本人だからアルコール中毒だ」と思った人がいた。
 
だけど人間がなる病気だ。
 
そして教会も変わった。これはMACの副産物だと考えている。この25年間で教会が変わった。25年前の教会は宗教だけで考え方が少し狭かったね。少しは社会福祉の親睦をやっていたけれども。
 
でも回復したアルコール中毒のおかげで変わりました。神父とかシスターとか信者とかと付き合って、またある仲間は洗礼を受けて教会の信者となって、やはりMAC、AAの影響は非常に大きいですね。
 
前に云ったようにMACのおかげでDARCも生まれた。たくさんの病院は良くなったと思います。また恐らくMACの影響もあってARKも生まれた。恐らくそれ以外の自助会も良くなったと思います。
 
私たちの回復のメッセージがあって、とにかく皆さん本当にありがとうございます。
 
「おめでとうございます」というよりご苦労さんとありがとうございました。(拍手)
 
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施設種別:障害福祉サービス自立訓練(生活訓練)事業所
事業所番号:1311701377
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